男性も子宮頸がんを引き起こすウイルスへの感染を防ぐワクチンの無料定期接種に含めるよう求める声があがっている。川上さんと服部さんの例では、かつてHPVワクチンが存在することを知らなかった彼らだが、知識を深め多くのメリットがあると知り、打つことを決めた。
費用に関しては、男性には補助がなく約5万円だが、本ワクチンはパートナーを守ることができるため役立っている。今国内で無料接種できるのは小学6年~高1年、1997年~2005年度生まれの女性だが、海外ではすでに男性の無料接種を行っている国もある。
男性の無料接種に賛同する医師たちは、「男性も女性も予防することによって社会全体のHPVの感染率自体もいずれ下がっていく。」と述べた。男女どちらにもHPVワクチンが届く社会をという希望も。
感想:男性も子宮頸がんを引き起こすウイルスへの感染予防ができること、そしてパートナーを守ることばかりを考えるのではなく、社会全体の感染率を下げ衛生的な社会をつくることができるという視点が重要であると思う。
このような無料接種を拡充する動きに期待したい。
ソース記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/60c9b9a7bd5c9ac2f642cfbd1c4a386c00be65d1